ガスメーターの安全機能
ガスメーター(マイコンメーター)は、異常を検知すると、表示ランプが赤く点滅して警報表示するとともに、ガスを自動的に止める機能をもっています。
ガスを自動的に止める機能
感震しゃ断
大きな地震(震度5相当以上)を感知すると、ガスを止めます。
震度は気象庁発表のものではく、メーターの揺れ方で判断しますので、地盤、建物の高さや構造などの諸条件により、震度5弱や震度4でも作動する事があります。
継続使用時間オーバーしゃ断
シャワーの出しっぱなし、お風呂の沸かし過ぎなど、一定量のガスが所定の時間以上流れ続けると自動的にガスを止めます。
流量オーバーしゃ断
ガス管破損やガス栓の誤開放などで、メーターの大きさごとに定めた以上に多量のガスが流れると自動的にガスを止めます。
圧力低下しゃ断
ガスの圧力が低下するなど、何らかの原因でガスメーター内の圧力が異常に低下したときに危険な状態を判断してガスを止めます。
警報表示機能
ガスもれ警報
ガスの微量もれなど、30日以上連続してガスが流れ続けると警報表示が出ます。ガス機器の口火をつけっ放しにした場合にも警報表示が出ます。
(ガスメーターが感知できる流量よりも少ない場合は警報を出せないこともあります。)
ご注意
ガスメーターにて、すべてのガスもれをしゃ断したり、ガス爆発事故を完全に防止することはできません。
また「天ぷら火災」「排ガス中毒事故」等あらゆる事故を防止するものではありません。
ガスメーター上流側でのガスもれには対応できません。