ヒートショックって何?
寒い時期の入浴には思わぬ危険が潜んでいる
冬になると耳にすることが増える「ヒートショック」。厚生労働省の研究班の調査では年間19,000人以上の方が入浴中に亡くなっています。
この人数は、交通事故で亡くなる人の5倍以上。「ヒートショック 」の発生は寒い時期、高齢者の入浴中に多く見られる傾向があります。
お風呂を安全に楽しむためにも、危険があることを知り、その対策をすることが大切です。
男女・発生月別に見た高齢者の「おぼれる」事故による人口10万人あたりの救急搬送者数(平成28年)
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出典:
「冬季に多発する入浴中の事故に御注意ください!(消費者庁ニュースリリース2018.11.21)」
急激な温度変化による身体への負担が原因
暖かいリビングから寒い浴室への移動、寒い脱衣所・浴室から熱い湯船につかるなどの行動により血圧が大きく上下に変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしやすくなるのです。
また、リビングや脱衣所が寒い時ほど、熱いお湯に長くつかる傾向があり、そのリスクが高くなるとも言われています。
コラム 千葉県はヒートショック危険度が高い?!
日本における在宅中の脱衣所の平均気温は12.8℃。推奨温度より低い危険な環境で入浴する人が多いことがわかります。中でも千葉県は、ヒートショック 予備軍都道府県ランキングで、なんとワースト1位。「自分だけは大丈夫」などと過信せず、一人ひとりがきちんと対策をすることが大切です。
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出典:
「熱と暮らし通信」リンナイ株式会社ニュースリリース(2018.11.1)をもとに作成。
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