ハーマン製「浴室暖房乾燥機」一部機種のご使用に関するお願いとお詫び

京葉ガス株式会社は、株式会社ノーリツとその子会社の株式会社ハーマンが1997年9月から2007年12月まで製造した「浴室暖房乾燥機」の一部の機種において機器本体が焼損する火災事例3件が発生したとの報告を受けました。

現在、京葉ガスで販売した同機種においては同様の不具合は発生しておりませんが、機器の設計上の配慮不足により不具合が生じる可能性があるため、今後、対象機器をご使用のお客さまに対しダイレクトメールでお知らせし、株式会社ノーリツにて無償点検および対策部品の無償交換をいたします。誠に申し訳ありませんが、対象機種をお使いのお客さまは、点検・対策部品への交換が完了するまで換気運転以外の機能のご使用を中止いただきますようお願いいたします。

お客さまには多大なご心配、ご迷惑をお掛けいたしますことを心よりお詫び申し上げます。

機器の設計上の配慮不足により、温風を浴室内に循環させるファンモーター内部の端子部でトラッキング現象が発生し、これに加え一部の機種は制御仕様によって端子部が異常過熱することで、ごくまれに発火に至るおそれがあることが判明しました。

京葉ガスにて販売した対象機種の型式（当社TES型式）は、下表の通りとなります。
（対象機種はハーマン製のみとなります）

※上記のいずれかの型式がリモコンに表示されている場合対象となります。

浴室外(脱衣室など)に設置されている脱衣室リモコンの①、②もしくは③の部分に記載された型式をご確認ください。脱衣室リモコンは機種によってスイッチのデザインや形式などが異なりますが、④の表示がリモコン上部に直接印字されているものは対象外となります。

合計1,074台（全数、ご使用のお客さまを特定済みです）

当該機器全数を対象に、株式会社ノーリツ（※）にて対策部品（循環ファンモーター）を無償交換いたします。対策部品の準備に期間を要するため、準備が整い次第の対応となりますのでご了承願います。当社では当該機器をご使用のお客さまに対してダイレクトメールを発送し、対策部品交換までの間は換気運転以外の操作を行わないよう注意喚起します。
※ハーマン製品の販売者