原料費調整制度に基づく2022年6月検針分のガス料金について
京葉ガス株式会社は、原料費調整制度に基づき、2022年6月検針分の単位料金を、2022年5月検針分に比べ、1㎥(45MJ/㎥)につき+0.62円(税込)調整いたします。
今回の調整は、2022年1月~3月の平均原料価格に基づくものです。
これにより、当社における標準的なご家庭(1カ月に30㎥ご使用)のガス料金は、2022年5月検針分と比較して月額19円(税込)値上がりし、6,062円(税込)となります。
1. 一般料金プラン料金表(税込)
各月のご使用量に応じてA~Dの各料金が適用されます。
料金表 | 1カ月のご使用量 | 基本料金(円/月) | 2022年6月検針分 の単位料金(円/㎥) |
(参考) 2022年5月検針分 の単位料金(円/㎥) |
---|---|---|---|---|
A | 0㎥から20㎥まで | 815.10 | 180.85 | 180.23 |
B | 20㎥をこえ100㎥まで | 1,171.50 | 163.03 | 162.41 |
C | 100㎥をこえ350㎥まで | 1,986.60 | 154.88 | 154.26 |
D | 350㎥をこえる場合 | 6,609.90 | 141.67 | 141.05 |
- 1カ月の料金=基本料金+(単位料金×使用量)
2. 標準家庭における影響(税込)
「口座振替割引」適用の場合、下記料金より55円(税込)割引となります。
1カ月のご使用量 | 2022年6月検針分の料金 | 2022年5月検針分の料金 | 増減 |
---|---|---|---|
30㎥ (45MJ/㎥) |
6,062円 | 6,043円 | +19円 |
- 標準家庭における1カ月のご使用量(30㎥)は、家庭用の平均値です。
3. 適用する平均原料価格・原料価格変動額
2022年6月検針分 | 2022年5月検針分 | ||
平均原料価格 | 72,020円/㌧ | 71,240円/㌧ | |
(内訳) | LNG | 88,180円/㌧ | 87,420円/㌧ |
LPG | 92,790円/㌧ | 90,100円/㌧ | |
原料価格変動額 (100円未満切り捨て) | 12,400円/㌧ | 11,700円/㌧ |
- LNG価格、LPG価格はともに貿易統計値(2022年1月~3月平均)です。
4. 単位料金の算定方法
(1) 平均原料価格の算定
平均原料価格は、LNGとLPGの各平均原料価格に係数を乗じて算定します。
LNG平均原料価格 | × 0.7303 + | LPG平均原料価格 | × 0.0821 = | 平均原料価格 |
88,180円/㌧ | 92,790円/㌧ | ① 72,020円/㌧ |
(2) 原料価格変動額の算定
平均原料価格と基準平均原料価格との差額(原料価格変動額)を算定します。
① 平均原料価格 | - | 基準平均原料価格 | = | 原料価格変動額 |
72,020円/㌧ | 59,540円/㌧ ※1 | ② 12,400円/㌧ |
※1 2015年2~4月の平均原料価格
- 算定結果の100円未満は端数を切り捨て100円単位とします。
(3) 単位料金調整額の算定
原料価格変動額を次の算式にあてはめ、単位料金調整額を算定します。
(原料価格変動額100円ごとに、単位料金を0.081円㎥の割合で増減)
0.081円/㎥ | × | ② 原料価格変動額 | / 100円 | × | 1+消費税率 | = | 単位料金調整額(税込) |
12,400円/㌧ | 1.10 | ③ 11.04円/㎥ |
- 算定結果がプラス調整時は小数点第3位以下を切り捨て、マイナス調整時は小数点第3位以下を切り上げます。
(4) 単位料金の算定(一般料金プラン料金表Bの場合)
基準単位料金(税込) | + | ③ 単位料金調整額(税込) | = | 単位料金(税込) |
151.99円/㎥ | 11.04円/㎥ | ④ 163.03/㎥ |
標準家庭の計算方法(一般料金プランで1カ月のガスご使用量が30㎥の場合)
基準単位料金(税込) | + | ④ 単位料金(税込) | × | ガスご使用量 | = | ガス料金(税込) |
1,171.50円 ※2 | 163.03円/㎥ | 30㎥ | 6,062円/月 |
※2 一般料金プラン料金表Bの基本料金
- 本体料金は小数点以下を切り捨てます 。
≪参考≫ 原料費調整制度の概要
都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)およびLPG(液化石油ガス)の価格変動を、毎月のガス料金に適切に反映させる制度です。
京葉ガスでは都市ガスの原料としてLNG、LPGおよび千葉県産天然ガスを使用しています。
このうちLNGとLPGの価格は、為替レートや原油価格の動きにより常に変動しています。
基本的な仕組み
- 基準平均原料価格と平均原料価格の差額原料価格変動額により、毎月ガス1㎥あたりの単位料金を調整します。
- 平均原料価格は適用月の3~5カ月前まで中2カ月の3カ月平均です。
- 基本料金の変更はありません。