京葉ガス初 グリーンボンドを発行
京葉ガス株式会社(所在地:千葉県市川市 取締役社長:羽生 弘)は、資金調達の使途を環境改善効果のある事業に限定した社債であるグリーンボンドを発行しました。
本発行の目的について
当社が11月30日に公表した「長期経営ビジョン2030・中期経営計画2022-2024」では、「低炭素・脱炭素社会への貢献」を重点戦略の一つに掲げ、太陽光発電設備やバイオマス発電設備などの再生可能エネルギー電源の開発・調達を進めております。
再生可能エネルギー事業への出資金に充当するため、グリーンボンドによる資金調達を行います。
グリーンボンドについて
気候変動・水・生物多様性対策など、環境に好影響を及ぼす事業活動に資金使途を限定した債券です。これは、企業や地方自治体等が発行する債券であって、①調達資金の使途がグリーンプロジェクトに限定され、②調達資金が確実に追跡管理され、③発行後のレポーティングを通じ透明性が確保された債券のことです。
本発行の概要について
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(1)社債の種類
第2回無担保社債(適格機関投資家限定)
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(2)発行金額
10億円
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(3)発行時期
2021年12月23日
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(4)引受先
株式会社日本政策投資銀行
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(5)年限
15年
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(6)資金の使途
再生可能エネルギー事業への出資
①木質バイオマス発電設備(北海道北斗市)
②太陽光発電設備(島根県出雲市他計4カ所) -
(7)第三者評価
株式会社日本格付研究所(以下:JCR)より、「JCRグリーンボンド評価」の最上位である「Green1」の評価を得ています。
京葉ガスは、幅広い再生可能エネルギー電源の開発・調達を推進し、低炭素・脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
参考
使途先の再生可能エネルギー事業
①北海道北斗市の木質バイオマス発電設備
②島根県出雲市の太陽光発電設備
特別目的会社名 | 所有する再生可能エネルギー設備 | 発電出力 | 年間CO2削減量 (JCR(※)想定) |
北斗バイオマス発電合同会社 | 間伐材等の未利用材を利用した木質バイオマス発電所 | 1,990kWh | 8,071t-CO2 |
PS出雲合同会社 | 太陽光発電所4ヶ所 (島根県、栃木県、三重県、滋賀県) |
12,115kWh (4ヶ所計) |
10,406t-CO2 (4ヶ所計) |
※JCR:株式会社日本格付研究所