原料費調整制度に基づく2021年12月検針分のガス料金について
京葉ガス株式会社は、原料費調整制度に基づき、2021年12月検針分の単位料金を、2021年11月検針分に比べ、1㎥(45MJ/㎥)につき+2.31円(税込)調整いたします。
今回の調整は、2021年7~9月の平均原料価格に基づくものです。
これにより、当社における標準的なご家庭(1カ月に30㎥ご使用)のガス料金は、2021年11月検針分と比較して月額70円(税込)値上がりし、5,434円(税込)となります。
1. 一般ガス供給約款料金表(税込)
各月のご使用量に応じてA~Dの各料金が適用されます。
料金表 | 1カ月のご使用量 | 基本料金(円/月) | 2021年12月検針分 の単位料金(円/㎥) |
(参考) 2021年11月検針分 の単位料金(円/㎥) |
---|---|---|---|---|
A | 0㎥から20㎥まで | 815.10 | 159.91 | 157.60 |
B | 20㎥をこえ100㎥まで | 1,171.50 | 142.09 | 139.78 |
C | 100㎥をこえ350㎥まで | 1,986.60 | 133.94 | 131.63 |
D | 350㎥をこえる場合 | 6,609.90 | 120.73 | 118.42 |
- 1カ月の料金=基本料金+(単位料金×使用量)
2. 標準家庭における影響(税込)
「口座振替割引」適用の場合、下記料金より55円(税込)割引となります。
1カ月のご使用量 | 2021年12月検針分の料金 | 2021年11月検針分の料金 | 増減 |
---|---|---|---|
30㎥ (45MJ/㎥) |
5,434円 | 5,364円 | +70円 |
- 標準家庭における1カ月のご使用量(30㎥)は、家庭用の平均値です。
3. 適用する平均原料価格・原料価格変動額
2021年12月検針分 | 2021年11月検針分 | ||
平均原料価格 | 48,390円/㌧ | 45,790円/㌧ | |
(内訳) | LNG | 58,000円/㌧ | 54,980円/㌧ |
LPG | 73,490円/㌧ | 68,730円/㌧ | |
原料価格変動額 (100円未満切り捨て) | ▲11,100円/㌧ | ▲13,700円/㌧ |
- LNG価格、LPG価格はともに貿易統計値(2021年7~9月平均)です。
4. 単位料金の算定方法
(1) 平均原料価格の算定
平均原料価格は、LNGとLPGの各平均原料価格に係数を乗じて算定します。
LNG平均原料価格 | × 0.7303 + | LPG平均原料価格 | × 0.0821 = | 平均原料価格 |
58,000円/㌧ | 73,490円/㌧ | ① 48,390円/㌧ |
(2) 原料価格変動額の算定
平均原料価格と基準平均原料価格との差額(原料価格変動額)を算定します。
① 平均原料価格 | - | 基準平均原料価格 | = | 原料価格変動額 |
48,390円/㌧ | 59,540円/㌧ ※1 | ② ▲11,100円/㌧ |
※1 2015年2~4月の平均原料価格
- 算定結果の100円未満は端数を切り捨て100円単位とします。
(3) 単位料金調整額の算定
原料価格変動額を次の算式にあてはめ、単位料金調整額を算定します。
(原料価格変動額100円ごとに、単位料金を0.081円㎥の割合で増減)
0.081円/㎥ | × | ② 原料価格変動額 | / 100円 | × | 1+消費税率 | = | 単位料金調整額(税込) |
▲11,100円/㌧ | 1.10 | ③ ▲9.90円/㎥ |
- 算定結果がプラス調整時は小数点第3位以下を切り捨て、マイナス調整時は小数点第3位以下を切り上げます。
(4) 単位料金の算定(一般ガス供給約款料金表Bの場合)
基準単位料金(税込) | + | ③ 単位料金調整額(税込) | = | 単位料金(税込) |
151.99円/㎥ | ▲9.90円/㎥ | ④ 142.09/㎥ |
標準家庭の計算方法(一般ガス供給約款料金で1カ月のガスご使用量が30㎥の場合)
基準単位料金(税込) | + | ④ 単位料金(税込) | × | ガスご使用量 | = | ガス料金(税込) |
1,171.50円 ※2 | 142.09円/㎥ | 30㎥ | 5,434円/月 |
※2 一般ガス供給約款料金表Bの基本料金
- 本体料金は小数点以下を切り捨てます 。
≪参考≫ 原料費調整制度の概要
都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)およびLPG(液化石油ガス)の価格変動を、毎月のガス料金に適切に反映させる制度です。
京葉ガスでは都市ガスの原料としてLNG、LPGおよび千葉県産天然ガスを使用しています。
このうちLNGとLPGの価格は、為替レートや原油価格の動きにより常に変動しています。
基本的な仕組み
- 基準平均原料価格と平均原料価格の差額原料価格変動額により、毎月ガス1㎥あたりの単位料金を調整します。
- 平均原料価格は適用月の3~5カ月前まで中2カ月の3カ月平均です。
- 基本料金の変更はありません。
※一般ガス供給約款については、平均原料価格が95,260円㌧を超える場合、95,260 円㌧を平均原料価格とします。