1. ホーム
  2. プレスリリース
  3. 原料費調整制度に基づく2021年4月検針分のガス料金について

原料費調整制度に基づく2021年4月検針分のガス料金について

2021年2月25日

  • X
  • Facebook

 京葉ガス株式会社は、原料費調整制度に基づき、2021年4月検針分の単位料金を、2021年3月検針分に比べ、1㎥(45MJ/㎥)につき+3.48円(税込)調整いたします。
 今回の調整は、2020年11月~2021年1月の平均原料価格に基づくものです。
 これにより、当社における標準的なご家庭(1カ月に30㎥ご使用)のガス料金は、2021年3月検針分と比較して月額105円(税込)値上がりし、5,036円(税込)となります。

1. 一般ガス供給約款料金表(税込)

各月のご使用量に応じてA~Dの各料金が適用されます。

料金表 1カ月のご使用量 基本料金(円/月) 2021年4月検針分
の単位料金(円/㎥)
(参考)
2021年3月検針分
の単位料金(円/㎥)
A 0㎥から20㎥まで 815.10 146.64 143.16
B 20㎥をこえ100㎥まで 1,171.50 128.82 125.34
C 100㎥をこえ350㎥まで 1,986.60 120.67 117.19
D 350㎥をこえる場合 6,609.90 107.46 103.98
  • 1カ月の料金=基本料金+(単位料金×使用量)

2. 標準家庭における影響(税込)

「口座振替割引」適用の場合、下記料金より55円(税込)割引となります。

 
1カ月のご使用量 2021年4月検針分の料金 2021年3月検針分の料金 増減
30㎥
(45MJ/㎥)
5,036円4,931円 +105円
  • 標準家庭における1カ月のご使用量(30㎥)は、家庭用の平均値です。

※ 家庭用の平均値は5年ごとに見直されており、今回より32㎥から30㎥に変更となっております。

3. 適用する平均原料価格・原料価格変動額

2021年4月検針分 2021年3月検針分
平均原料価格 33,450円/㌧ 29,560円/㌧
(内訳) LNG 40,070円/㌧ 35,330円/㌧
LPG 50,970円/㌧ 45,820円/㌧
原料価格変動額 (100円未満切り捨て) ▲26,000円/㌧ ▲29,900円/㌧
  • LNG価格、LPG価格はともに貿易統計値(2020年11月~2021年1月平均)です。

4. 単位料金の算定方法

(1) 平均原料価格の算定

平均原料価格は、LNGとLPGの各平均原料価格に係数を乗じて算定します。

LNG平均原料価格  × 0.7303 + LPG平均原料価格  × 0.0821 = 平均原料価格
40,070円/㌧ 50,970円/㌧ ① 33,450円/㌧
(2) 原料価格変動額の算定

平均原料価格と基準平均原料価格との差額(原料価格変動額)を算定します。

① 平均原料価格  -  基準平均原料価格  =  原料価格変動額
33,450円/㌧ 59,540円/㌧ ※1 ② ▲26,000円/㌧

※1 2015年2~4月の平均原料価格

  • 算定結果の100円未満は端数を切り捨て100円単位とします。
(3) 単位料金調整額の算定

原料価格変動額を次の算式にあてはめ、単位料金調整額を算定します。
(原料価格変動額100円ごとに、単位料金を0.081円㎥の割合で増減)

 0.081円/㎥   ×  ② 原料価格変動額  / 100円   ×  1+消費税率  =  単位料金調整額(税込)
▲26,000円/㌧ 1.10 ③ ▲23.17円/㎥
  • 算定結果がプラス調整時は小数点第3位以下を切り捨て、マイナス調整時は小数点第3位以下を切り上げます。
(4) 単位料金の算定(一般ガス供給約款料金表Bの場合)
基準単位料金(税込)  +  ③ 単位料金調整額(税込)  =  単位料金(税込)
151.99円/㎥ ▲23.17円/㎥ ④ 128.82/㎥

標準家庭の計算方法(一般ガス供給約款料金で1カ月のガスご使用量が30㎥の場合)

基準単位料金(税込)  +  ④ 単位料金(税込)  ×  ガスご使用量  =  ガス料金(税込)
1,171.50円 ※2 128.82円/㎥ 30㎥ 5,036円/月

※2 一般ガス供給約款料金表Bの基本料金

  • 本体料金は小数点以下を切り捨てます 。
≪参考≫ 原料費調整制度の概要

都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)およびLPG(液化石油ガス)の価格変動を、毎月のガス料金に適切に反映させる制度です。
京葉ガスでは都市ガスの原料としてLNG、LPGおよび千葉県産天然ガスを使用しています。
このうちLNGとLPGの価格は、為替レートや原油価格の動きにより常に変動しています。

基本的な仕組み

  • 基準平均原料価格と平均原料価格の差額原料価格変動額により、毎月ガス1㎥あたりの単位料金を調整します。
  • 平均原料価格は適用月の3~5カ月前まで中2カ月の3カ月平均です。
  • 基本料金の変更はありません。

※一般ガス供給約款については、平均原料価格が95,260円㌧を超える場合、95,260 円㌧を平均原料価格とします。

PDFファイルはこちら