船橋市と京葉ガス 「津波時における一時避難施設としての使用に関する協定」を締結
京葉ガス株式会社(所在地:千葉県市川市、取締役社長:羽生弘、以下京葉ガス)と船橋市は、京葉ガス株式会社船橋倉庫(所在地:千葉県船橋市南海神1-7-1、以下船橋倉庫)の津波時における一時避難施設としての使用に関する協定を締結し、7月13日(水)に船橋倉庫において協定締結式を行いました。
本協定は船橋倉庫を津波警報等発表時に避難対象地域外への避難困難者が身の安全を守るための場所として、安全に移動できるまでの間、緊急かつ一時的に垂直避難するための建物として使用することを定めた協定です。
東京湾内湾に津波が発生した(発生する恐れがある)場合に、一時避難施設として船橋倉庫の3階の一部(床面積:約911㎡)を開放し、最大911名の避難困難者を受け入れます。
なお、船橋倉庫はガスコージェネレーションシステムにより、停電時でも照明やエレベーターの使用が可能であるとともに、埋設型飲料水兼用耐震性貯水槽や各出入口に設置している起伏式防水板等の付帯設備も整っています。
当社はエネルギー会社として地域の安全・安心に貢献してまいります。
協定締結式の概要
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日 時:2022年7月13日(水)11時20分~
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場 所:京葉ガス株式会社船橋倉庫(千葉県船橋市南海神1-7-1)
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出席者:船橋市 船橋市長 松戸徹さま、市長公室長 田中浩二さま、危機管理監 國井松司さま
京葉ガス 取締役社長 羽生弘、他3名
京葉ガス株式会社船橋倉庫の概要
住 所 | 千葉県船橋市南海神1-7-1 |
構 造 | 鉄骨造3階建て 一部1階建て(耐震構造) |
敷地面積 | 9,180.65㎡ (2,777.14坪) |
延床面積 | 8,266.12㎡ |
建築面積 | 3,904.01㎡ |
竣 工 | 2022年6月 |
津波時における一時避難エリア | 倉庫3Fの一部(約911㎡) |
主な付帯設備
・浸水対策
すべての出入口に高さ1.0mの起伏式防水板(電動油圧タイプ)を設置
・埋設型飲料水兼用耐震性貯水槽
容 量:5kl(応急給水量:約580人×3日間)
埋設型飲料水兼用耐震性貯水槽
(外径1,320mm×全長4,388mm)
・停電時における電力確保
停電時:保安電源用ジェネライト(35kW×3台)に切り替え、荷物用エレベーター、シャッター、防潮板などの主要設備に給電します。