政府からの支援によるガス・電気料金の値引きについて
世界情勢を背景としたエネルギー価格の高騰によるガス・電気料金の上昇に対応するため、政府より国民の負担緩和策として、ガス・電気料金の使用量に応じた料金の値引きを行うための支援事業「電気・ガス価格激変緩和対策事業(以後、支援事業)」が実施されます。当社は当該事業者として採択されましたので、
以下の通り、ガス料金および電気料金の値引きを実施いたします。なお、本件に関してお客さまによるお手続きは不要です。
概要
2023年2月検針分より、ガス料金に含まれる原料費調整額から30円/m3(10月検針分は15円/㎥)、電気料金における燃料費調整額の燃料費調整単価から(低圧)7円/kWh(10月検針分は3.5円/kWh)・(高圧)3.5円/kWh(10月検針分は1.8円/kWh)値引きいたします。なお、支援事業に規定される政府支援額が変更になった場合は、それに準じて値引き額を変更いたします。
※値引き額は全て税込み。
ガス料金値引きイメージ
■値引き例1:2023年2月検針分のガス料金(一般料金プラン、ガスご使用量30m3にて算定)
- 値引き前
ガス料金=1,171.50円(基本料金)
+{151.99円/m3(基準単位料金)+52.92円/m3(原料費調整額)}×30m3(ガスご使用量)
=7,318円(1円未満切り捨て)
- 値引き後
ガス料金=1,171.50円(基本料金)
+{151.99円/m3(基準単位料金)+52.92円/m3(原料費調整額)-30円/m3(政府支援額)}
×30m3(ガスご使用量)
=6,418円(1円未満切り捨て)
■値引き例2:2023年2月検針分のガス料金(ゆかほっとエコまる割、ガスご使用量80m3にて算定)
- 値引き前
①料金プランの割引前のガス料金=2,144.45円(基本料金)
+{120.54円/m3(基準単位料金)+52.92円/m3(原料費調整額)}×80m3(ガスご使用量)
=16,021円(1円未満切り捨て)
②料金プランの割引額=①×8%=1,282円(1円未満切り上げ)
③料金プランの割引後のガス料金=①-②=14,739円
- 値引き後
①料金プランの割引前のガス料金=2,144.45円(基本料金)
+{120.54円/m3(基準単位料金)+52.92円/m3(原料費調整額)-30円/m3(政府支援額)}
×80m3(ガスご使用量)
=13,621円(1円未満切り捨て)
②料金プランの割引額=①×8%=1,090円(1円未満切り上げ)
③料金プランの割引後のガス料金=①-②=12,531円
電気料金値引きイメージ
■値引き例1:2023年2月検針分の電気料金(マイホームあかりペア割、電気ご使用量400kWhにて算定)
- 値引き前
電気料金=1,144.00円(基本料金)-173円(ペア割)
+23.69円/kWh(電力量料金単価)×400kWh(電気ご使用量)
+15.64円/kWh(燃料費調整単価)×400kWh(電気ご使用量)
+3.45円/kWh(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)×400kWh(電気ご使用量)(1円未満切り捨て)
=18,083円(1円未満切り捨て)
- 値引き後
電気料金=1,144.00円(基本料金)-173円(ペア割)
+23.69円/kWh(電力量料金単価)×400kWh(電気ご使用量)
+{15.64円/kWh(燃料費調整単価)-7円/kWh(政府支援額)}×400kWh(電気ご使用量)
+3.45円/kWh(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)×400kWh(電気ご使用量)(1円未満切り捨て)
=15,283円(1円未満切り捨て)
■値引き例2:2023年2月検針分の電気料金(マイホームあかりライトペア割、電気ご使用量260kWhにて算定)
- 値引き前
①料金プランの割引前の電気料金=1,144.00円(基本料金)
+19.86円/kWh(電力量料金単価)×120kWh(電気ご使用量)
+25.45円/kWh(電力量料金単価)×140kWh(電気ご使用量)
+15.64円/kWh(燃料費調整単価)×260kWh(電気ご使用量)
=11,156円
②料金プランの割引額=①×0.5%=56円(1円未満切り上げ)
③再生可能エネルギー発電促進賦課金=3.45円/kWh(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)
×260kWh(電気ご使用量)=897円(1円未満切り捨て)
④料金プランの割引後の電気料金=①-②+③=11,997円(1円未満切り捨て)
- 値引き後
①料金プランの割引前の電気料金=1,144.00円(基本料金)
+19.86円/kWh(電力量料金単価)×120kWh(電気ご使用量)
+25.45円/kWh(電力量料金単価)×140kWh(電気ご使用量)
+{15.64円/kWh(燃料費調整単価)-7円/kWh(政府支援額)}×260kWh(電気ご使用量)
=9,336円
②料金プランの割引額=①×0.5%=47円(1円未満切り上げ)
③再生可能エネルギー発電促進賦課金=3.45円/kWh(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)
×260kWh(電気ご使用量)=897円(1円未満切り捨て)
④料金プランの割引後の電気料金=①-②+③=10,186円(1円未満切り捨て)
参考
ガス料金の原調費調整制度の概要
都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)およびLPG(液化石油ガス)の価格変動を、毎月のガス料金に適切に反映させる制度です。
京葉ガスでは都市ガスの原料としてLNG、LPG および千葉県産天然ガスを使用しています。
このうちLNG とLPG の価格は、為替レートや原油価格の動きにより常に変動しています。
- 基本的な仕組み
・基準平均原料価格と平均原料価格の差額(原料価格変動額)により、毎月ガス1㎥あたりの単位料金を調整します。
・平均原料価格は適用月の3~5カ月前まで(中2カ月)の3カ月平均です。
・基本料金の変更はありません。
電気料金の燃料費調整制度の概要
火力発電の燃料である原油、LNG(液化天然ガス)および石炭等の価格変動を、毎月の電気料金に適切に反映させる制度です。
- 基本的な仕組み
・基準燃料価格と平均燃料価格の差額(燃料価格変動額)により、毎月電気1kWhあたりの燃料費調整額を適用します。
・平均燃料価格は適用月の3~5カ月前まで(中2カ月)の3カ月平均です。
・基本料金、電力量料金の変更はありません。
実施時期
2023年2月検針分から支援事業が終了するまでの期間
お問い合わせ先
詳細は経済産業省資源エネルギー庁の電気・ガス料金激変緩和対策特設サイト(外部リンク)または以下のご連絡先にてご確認ください
お問い合わせ内容 | 名称 | 連絡先 | 受付時間 |
本制度に関する事項 | 電気・ガス価格激変緩和対策事務局 | 0120-013-305 | 全日9:00~17:00(年末年始除く) |
上記を除く事項 | 京葉ガスお客さまコンタクトセンター | 047-361-0211 | 月~土9:00~19:00(日、祝日、年末年始除く) |