天然ガス自動車
(NGV:Natural Gas Vehicle)
天然ガス自動車について(NGV:Natural Gas Vehicle)
都市ガスを燃料とし、構造は燃料供給系を除いてガソリン車とほぼ同じ自動車です。
高圧ガスを充填する容器は、衝突テスト・火災テストにより安全性も実証されています。
天然ガス自動車の特徴・メリット
①CO₂排出量が少ない
天然ガスはガソリンや軽油と比べて、CO₂の排出量が約25%少ない燃料です。
ガソリン車やディーゼル車よりも天然ガス自動車はCO₂排出量を低減でき、地球温暖化防止に貢献できます。
②環境にやさしい
NOx(光化学スモッグや酸性雨の原因)の排出量が少なく、黒鉛(喘息の原因)の排出がほぼありません。
③燃料の多様化
輸送用燃料はほぼ石油に依存しております。
天然ガス自動車の普及は燃料の多様化・エネルギーセキュリティの向上に貢献できます。
④燃料供給の強靭化
ガスリンスタンドと同様、天然ガスを供給する場所を「天然ガススタンド」または「エコ・ステーション」と呼びます。
エコ・ステーションでは、中圧導管にてガス供給を受けており、この導管は東日本大震災クラスの大地震にも十分耐えられる構造となっております。